ChampionsLeague GroupH 第1節

試合結果

チェルシー1:0ゼニト
得点者:ルカク(68分)

全年度王者として挑むチャンピオンズリーグ2021-2022開幕戦。前回優勝次年度では悔しくもグループステージ3位に終わり、ELに回ることになった。その際もユベントスと同組であったので少し縁起の悪い組み合わせである印象を受ける部分もあるであろう。
ただ、ホームでのCL開幕戦は相性がいいのでリーグ戦好調の勢いをそのままに勝利したいところ。
マウント、ジェームズ、ジョルジーニョがスタメン出場。システムはいつも通りWBを置いた形で、サイドから分厚い攻撃を狙い、試合を支配するであろう。

ゴールシーン

前半スコアレスに終わったこともあり、前半よりも両者攻撃への意識が強くなっている印象の後半、とうとう今季CL初ゴールが生まれた。68分バイタルエリアでボールを回していたチェルシー、流れの中でアスピリクエタがボックス内に早いタイミングで対空時間の長いクロスを入れた。ボックスの中にはハヴェレツ、ルカクが待っており、下がりながらにはなったがルカクが持ち前の空中戦の強さを発揮し、ヘディングシュート!貴重な先制点となった。
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リーグ戦に続き2戦連続ゴール、早くも今季4点目となり早くもチェルシーのエースとしての存在感も出てきた。
苦しい時間帯でエースがゴールしたのはチームにも良い影響を与えるに違いない。
今後のルカクの活躍にも期待できる。

試合総括

5バックで守備に重心を置いていたゼニトは完璧にチェルシー対策をしてきたんだろうな。といった印象を抱かずにはいられない程ゼニトの守備は機能していた。サイドに展開した場合は5バックのうち同サイド2枚が寄せる、前線中央にボールが入った際は真ん中3枚のうち2枚が寄せて1枚はカバーリングといったように常に深い位置では1対2の状況を作り、チェルシーの攻撃陣を自由にさせない形を徹底して作り出していた。
ボールを奪った際は無理に攻撃に出るのではなく、前線3枚で完結できるような形を心がけリスクを取らないような試合運びであった。
一方チェルシーはというと、ハーフウェイラインまでは何も問題なくボールを運べるがバイタルエリアより前に行くのが難しく、決定機を作れず攻めあぐねていた。特に中央に入っていたマウント、ジエシュが良い形を作れず、良さを消されていた印象だ。特にジエシュはボールロストも目立ち、自然とサイドに流れるようになり、中央が薄くなってしまう場面も見受けられた。
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前半スコアレスで折り返したことで後半は両者前半より前に出て少しずつ試合がオープンな展開になった。そのタイミングで中央で、よりストレスなくプレーできる選手としてジエシュに変えハヴェレツを投入し、攻撃のテンポを変えることを目指した。
先制点のシーンでクロスに対しボックスの中でルカクと共に待っていたのは、交代直後のハヴェレツであった。ハヴェレツがボックスに入っていたことでDFはルカクに付く人数を1人減らさなければいけないこととなった。
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ハヴェレツ投入から5分後の出来事であり、先制点にも絡むことができたこの状況を考えると、交代策がハマった見事な展開であったと言っても良いだろう。

更に相手が前に出てきたので、2点目を積極的に狙いにいったチェルシーであったが追加点を奪えずにいた80分に逆に決定機を作られてしまい、あわや同点に追いつかれてしまうところだった。
このピンチの直後、アロンソ→チルウェル、アスピリクエタ→チアゴ・シウバと守備陣を2枚替え、2点目を取りに行くのではなく、1点を守りきり確実に勝利を掴むような試合運びで試合を締め括るという明確なメッセージが送られた。
この辺のプランの切り替えや、対応の速さは流石トゥヘルと言ったところであろうか。

少ない時間ではあったがマウントを交代させ、週末のリーグ戦に向けて核となる選手をフル出場させることなく、ローテーションできたのも大きな収穫だろう。

この試合でシーズン初出場を果たしたのは、チルウェル、チークの2人だ。
チルウェルはユーロの影響などもありプレシーズンでの準備がアロンソよりできていない状況である上に、アロンソが好調なのでなかなか出番が回ってこない。
足の速さとDF能力がアロンソより優れている間違いなく優れた選手であるが、今の3-4-3のシステムではDF能力値よりも攻撃センスの方が重視されており、調子以前にシステムの特性上出番が減っているのであろう。
また、チークは昨年フルハムで活躍しレンタルバックといった形でチェルシーに戻ってきたが、こちらも中盤に調子の良い選手が沢山いるのでまだ多くのチャンスは与えられていない状況だ。
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レンタル先で活躍、チェルシーでインパクトを残せない、再レンタルという流れを繰り返しているので、今年こそ怪我なくチェルシーでインパクト残して欲しい。

国内カップ戦なども始まり、過密日程にこれからなって来るので確実にチャンスは回ってくる。
与えられたチャンスを活かし今年こそチェルシーのスカッドに割り込んでいきたいところだ。

最後に

今季CL開幕戦に勝利し、良い形でスタートすることができたチェルシー。
今シーズンは未だ負けなしと以上にいい雰囲気である。週末は宿敵トッテナムとの試合がある。
対戦相手のトッテナムもリーグ戦は好調なので熱い試合になるだろう。
ルカク、ヴェルナーの2トップなど新しい戦術も視野に入れ、攻撃のバリエーション豊かに挑んでほしい。

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