移籍期間終了

2021-2022

移籍市場での動向

今シーズンの移籍市場でのチェルシーは「補強が必要なポジションの選手をピンポイントで獲得し、人員を整理する」といった動き方になった。
まずはなんと言ってもルカクの獲得であろう。ジルーを早くに放出し、続いてバチュアイをレンタルで放出。FW2枚を立て続けに手放した。前線に誰か1人獲得することは予想できたが、本当にルカクを獲得できたのは嬉しい誤算だ。
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インテルで大活躍を見せた大型FWはチェルシーでの再挑戦でどこまで結果を残すことができるだろうか。
入れ替わる形でエイブラハムがローマに完全移籍で放出される形となった。
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補強禁止のシーズンは彼の多くのゴールで助けられた。モウリーニョの元成長し、いつの日かチェルシーで活躍してほしい。
エイブラハムはレンタルでなく完全移籍なのは少し残念である。
中盤にレンタルでアトレティコからサウール、GKにフラムからマーカス・ベッティネッリを獲得した。ボランチ、サイドハーフと様々なポジションを高いレベルでこなせるサウールの獲得はチェルシーの中盤に大きな厚みをもたらすであろう。
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第3GKであったカバジェロ、ブラックマンが契約切れで退団した穴埋めでベッティネッリ、中盤をうまくローテーションするために4枚目の選手としてサウール、前線に決定力の増強と枚数の確保でルカクとピンポイントの補強に成功した。

そこまで派手な獲得を見せなかった裏で積極的に売却を進めていた。
主力クラスで言うと、前述の通りFWではエイブラハム、ジルーが退団した。
中盤では、バカヨコ、ギルモア、ドリンクウォーターなどがレンタル移籍、ファンヒンケルはPSVに戻る形で完全移籍となった。
今回の移籍はDF陣での退団選手が多かった。主力級をレンタルではなく完全移籍で放出している選手もおり、サポーターとしては驚きも多かった。トモリがミランへ、ズマがウエストハムへ完全移籍。アンパドゥがレンタル移籍となった。

注目すべきは今回の移籍市場での収支が利益を生んだことであろう。
プレミアのビック6の中では当然唯一の黒字収益である上、プレミアリーグの中でも6チームしかない黒字収益のチームのうちの一つとなった。
支出120.00 m €
収入122.35 m €
利益2.35 m €
となり日本円で3億円ほどの利益となった。

以下移籍市場で動きのあった選手だ。

獲得選手

選手 移籍元
ロメル・ルカク
インテル・ミラノ
マーカス・ベッティネッリ フラム
サウール・ニゲス アトレティコ・マドリード

放出選手

選手 移籍先(完全移籍)
タミー・エイブラハム ASローマ
ウィリー・カバジェロ 放出
オリヴィエ・ジルー ACミラン
マーク・グエヒ クリスタルパレス
ヴィクター・モーゼス スパルタク・モスクワ
フィカヨ・トモリ AC ミラン
マルコ・ファン・ヒンケル PSV
ダヴィデ・ザッパコスタ アタランタ
クル・ズマ ウェストハム
イジー・ブラウン プレストン
ルイス・ベイト リーズ
ジャマル・ブラックマン 放出
ピエール・エクワ=エリンビー ウェストハム
マルセル・ルイス ユニオン・サン=ジロワーズ
ティノ・リヴラメント サウサンプトン
ルーク・マコーミック AFCウィンブルドン
ダニーロ・パンティッチ パルチザン・ベルグラード
マイルズ・パート=ハリス ブレントフォード
ディネル・シメウ サウサンプトン
ジョン・ラッセル 放出、ハダースフィールド
アイク・ウグボ KRCヘンク
ジャック・ウェイクリー 放出、ウィコム
チャーリー・ウィゲット ニューカッスル
選手 移籍先(レンタル)
アルマンド・ブロジャ サウサンプトン
コナー・ギャラガー クリスタルパレス
ビリー・ギルモア ノリッチ
ネイサン・バクスター ハル
ジェイク・クラーク=ソルター コヴェントリー
レヴィ・コルウィル ハダースフィールド
フアン・カスティージョ バーミンガム
ダニー・ドリンクウォーター レディング
イアン・マートセン コヴェントリー
ババ・ラーマン レディング
デュジョン・スターリング ブラックプール
ジェイミー・カミング ギリンガム
ヘンリー・ローレンス AFCウィンブルドン
マット・ミアズガ アラベス
エメルソン リヨン
ミシー・バチュアイ ベシクタシュ
ティエムエ・バカヨコ ACミラン(2年)
ケネディ フラメンゴ
カルロ・ジガー ルダル・ヴェレニエ
ティエルノ・バロ ラピード・ウィーン
イーサン・アンパドゥ ヴェネツィア

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