第34節match report

Premier League

 

チェルシー 2:0 フルハム
得点者:K.ハヴァーツ(10分,49分)

前節4,5位同士の直接対決を制し、単独4位に付けているチェルシー。勝てば、直接対決が残っている3位レスターとの勝ち点が2差まで縮まる事となる大事な一戦。相手は降格争い中のチームのため、是非とも勝ちたいと思いつつ、この時期の降格争いを繰り広げているチームは手強い。
CL2ndLegを考えるとメンバーを温存したい気持ちはあるが決して侮れないという難しいゲームである。まずはゴールシーンからどうぞ。

ゴールシーン

開始直後からフルハムは積極的にプレスをかけ、チェルシーが自由にボールを回せず難しい展開を強いられる。そんな中、10分に先制点を記録する。後方からのロングボールを上手くトラップしたマウントがDFの間を上手く通したスルーパス。そこに走り込んでいたハヴァーツがDFを背負いながらファーサイドにボールを流し込んだ。
Embed from Getty Images
最近出場機会も増え、調子を上げてきているハヴァーツが後半開始直後2点目も記録する。
2点目も始まりは最終ラインから。チルウェルのロングボールを右サイドに流れていたハヴァーツが上手くトラップし、ヴェルナーとワンツーで抜け出しフリーでシュート。1対1のシュートを難なく流し込み2点目となった。ヴェルナーのパスのタイミング、ハヴァーツの抜け出し共に完璧で今シーズン高額な移籍金でやってきた新戦力が初めて完璧に噛み合った瞬間であった。

試合総括

この試合は一見ハヴァーツの活躍で勝利を手にしたように感じるが、最も勝利に貢献したのはメンディーであった。チェルシーは前半の早いタイミングからフルハムにハイプレスをかけられ思うようにボールを保持できず、決定機を作られていた。そんな中、先制点を記録する前に誰もが決まったと思うようなシュートをスパーセーブで凌いだ。
Embed from Getty Images
フルハムは先制しその後守りを固める戦術で勝ち点3を狙いに来ていただろう。そのような試合で先制点を取られるのは絶対に避けたかったため、このセーブはその後の試合運びに大きく影響したビッグプレーであった。その後も同点ゴールや、フルハムに勢いがある時間帯の決定機など、ゴールを許すと試合の流れやゲームプランに大きく影響しそうな場面での何度もビックセーブを連発し決して試合の流れを相手に渡さなかった。
最終的にこの試合もクリーンシートで締めくくり、反応スピードポジショニング共にレベルの高いプレーを見せたメンディーには感謝しかないだろう。

久しぶりに先発出場したギルモアもまずまずの活躍ではなかっただろうか。
Embed from Getty Images
マウントとダブルボランチを形成していたがマウントはどうしても少し前気味にポジションを取るため、実質1人でボランチの役割をこなしていた。相手が強烈に寄せて来ていたため奪われてしまう時もあったが、大きなピンチに繋がることもなく及第点だろう。
トゥヘル体制になり出番が減ったギルモアだが、突かれた際の対応など未完成部分を磨くことで変えの効かない素晴らしい選手になることは間違いない。

冒頭にハヴァーツのおかげではなくメンディーのおかげで勝ち点3を獲得したかのような書き方をしたが、十分にハヴァーツ、ヴェルナーなど前線の選手も活躍を披露してくれた。
以前にも少し記述したかもしれないが、ハヴァーツが相手DFを背負うことができてきたことに大きな成長を感じている。他リーグから移籍してきた選手はまず必ずと言って良いほどプレミアリーグのフィジカルの強さにやられてしまう。寄せの速さ、球際の激しさ、純粋なフィジカル強度これに対応できず移籍前ほどの活躍を見せることができないことは珍しくない。ハヴァーツ、ヴェルナーも例外ではなく自分のやりたいことをさせてもらう前に潰されてしまう印象であった。

Embed from Getty Images
そんな2人がDFを背負ったり、寄せられながらもドリブルで運んだりと強度に対応でき始めゴールやアシストといった目に見える数字に活躍が反映され出しているのは苦しんでいた姿を知っているからこそ嬉しいものだ。

CLに向けマウントを途中交代で温存、カンテは少し出場したもののカンテ、ジョルジーニョなど最近出っ放しであった選手を休ませながら勝利したこの一戦は上手く試合を終わらせることができた一戦であったのではないだろうか。

最後に

ここからレアルマドリード、マンチェスターC、アーセナル、レスターと強豪4連戦とシーズン最終段間いで大一番を迎えるチェルシー。守備にプライオリティを置き、前線に早くボールを回す今のサッカーが浸透し出し間違いなく今が今年一番の完成度であろう。
今の調子、士気を維持できれば残り試合全勝も可能なはずだ。出場時間が長い選手が数名いるので上手くローテーションしつつ怪我だけには気をつけて最後まで走り切ってほしい。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました