第29節match report

試合結果

リバプール 0 : 1 チェルシー
得点者:メイソン・マウント(42分)

前回の対戦ではホームで退場者まで出し0-2で完敗したこのカード。
シーズンダブルは避けたい上、それ以上に両チームは現在、勝ち点1p差でトップ4争い中。
勝てば暫定4位浮上のチャンスであるためなんとしても勝ちたい試合。
そんな絶対に落とせないアウェー戦での勝利CL権に1歩近づいた。
この大きな1勝をゴールシーンから振り返ってみよう。

 

ゴールシーン

41分試合が動く。
リバプールのパスをアスピリクエタが引っ掛け、カンテにパス。これをカンテが受け左サイドに大きく展開。抜け出したマウントがファビーニョを交わし、ファーサイドに突き刺しチェルシー 先制!!

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パスカット→展開→シュートまで手数をかけず完結した非常にスピードのある展開であった。
リバプールの攻撃を凌ぎ枠内シュート0本に抑えている中、前半終了間際の先制点は非常に大きな1点であった。

昨シーズン終盤頃から積極的にシュートを狙うようになったマウント。
ポストに嫌われたり、ファインセーブで阻まれたりと中々決めきることができていなかっただけに、このゴールは本人も喜んでいるだろう。

試合総括

今節も3-4-3の布陣で中盤で数的優位を形成し試合を運んでいくスタイルがうまくハマっていた印象。試合終盤足が止まり攻め込まれる場面もあったが、適宜選手交代でフレッシュな選手を投入することで90分チームとしてエネルギッシュさを保つことができた。
後半途中まで枠内シュートも0本に抑えており、アウェーでの戦い方としては理想であった。

この試合では2つきわどい判定があった。
23分のジョルジーニョのパスにヴェルナーが抜け出しネットを揺らしたシーン。
誰もがゴールを確信していたが、var確認が入りオフサイドの判定で取り消し。
最近復調したジョルジーニョのパス、調子をどんどん上げていきたいヴェルナーのゴールであっただけに取り消されたのが非常に残念だ。
varの映像を見たときに「こんなもんさじ加減によるやろ!」ってつい言ってしまうほど微妙なオフサイドであった。

もう一つは後半開始直後、フィルミーノのクロスをカンテがブロックした際にカンテの手に当たっていた場面だ。故意に手を上げていたようには見えなかったが、確かに手には当たっていたので、チェルシーとしては少し助かった判定である。

最後に2選手に少しフォーカスを当てたい。
1人はトゥヘル体制になってからガラリとプレースタイル・エリアに変化があったジョルジーニョ。
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今日も相手の攻撃を遅らせながらも常にスペースを見つける動きを見せており、非常に良い活躍を見せていた。
今度ジョルジーニョのことを記事にしようと考えているので詳しくは書かないがランパード体制の時とは別人の様な動きである。

もう一人今節のキーマンをあげるとするとクリステンセンだ。
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彼もトゥヘル体制で評価を伸ばしている選手だ。ジョルジーニョとは違ってシステム(3-4-3)が彼の力を引き出している印象である。
今日も3CBの中央でプレーし、両サイドのCBとのラインコントロール、プレスをかけるタイミングの指示なども行っておりディフェンスリーダーとしても期待できる働きぶりだ。
特筆して何かの能力に秀でてる訳ではないが常に平均点は出せる彼のプレーには安心感がある。
チアゴ・シウバが復帰した際にどちらがスタメンの座を勝ち取るのかも気になるところだ。

 

最後に

コロナで仕事がテレワークになり、家での時間が増えたことをきっかけに何か新しいことをとの思いから、チェルシー の情報を発信していくことを決意。
皆様に楽しんでもらえる情報をお伝えできればなと思いながら、様々なチェルシー の情報をお届けできればなと思っています。
よろしくお願いします。

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